【5月18日 AFP】(更新)ロシア国防省は18日、同国軍が包囲していたウクライナ南東部マリウポリ(Mariupol)のアゾフスターリ(Azovstal)製鉄所から16日以降に投降したウクライナ兵は計959人に上ったと発表した。

 同省はウクライナ情勢に関する定例会見で、「直近の24時間で戦闘員694人が投降した。うち29人が負傷している。5月16日以降に投降した戦闘員は計959人で、うち負傷者は80人だ」と明らかにした。

 治療を要する兵士は、ロシアが制圧した地域にあるノボアゾフスク(Novoazovsk)の病院に搬送されたとしている。

 ウクライナ政府は、今回投降したウクライナ兵の捕虜交換を望んでいるが、ロシア側は交換対象とするかどうか、現時点では明言していない。(c)AFP