【5月14日 AFP】テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d’Italia 2022)は13日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は7-5、7-6(7-1)で第8シードのフェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)を下して準決勝に進出。次週の世界ランキング1位を確定させ、これで1位在位期間は通算370週に伸びることになった。

 今大会で6度目の大会制覇を目指すジョコビッチは、準決勝で第5シードのキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)と対戦する。ルードは、3回戦でラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)を破った第13シードのデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)を7-6(9-7)、7-5で退けての勝ち上がり。ジョコビッチはルードに勝利すれば、キャリア通算1000勝目となる。

 第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)はクリスティアン・ガリン(Cristian Garin、チリ)に7-5、6-2、第4シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)は第10シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)に7-6(7-5)、6-2でそれぞれ勝利し、準決勝で対戦することが決まった。

 ズベレフとチチパスが準決勝でぶつかるのはこの1か月で3度目で、モンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2022)ではチチパス、その後のマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2022)ではズベレフに軍配が上がっている。(c)AFP