【5月9日 AFP】21-22イングランド・プレミアリーグは8日、第36節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)は5-0でニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)に大勝し、タイトルを争う2位リバプール(Liverpool FC)がつまずく中、連覇に一歩近づいた。

 ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督率いるシティは、前半にラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)とアイメリク・ラポルテ(Aymeric Laporte)のゴールで先行すると、後半途中にロドリゴ(Rodrigo Hernandez Cascante)、そして終了間際にフィル・フォーデン(Phil Foden)とスターリングが加点し、首位の座を守った。

 リバプールは7日の試合でトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)と1-1で引き分け、勝ち点2を取りこぼしながらも暫定的に首位に立っていた。しかし、シティは今季残り3試合となる中でリバプールとの勝ち点差を3に広げており、得失点差でも4上回っている。

 一方、アーセナル(Arsenal)は2-1でリーズ・ユナイテッド(Leeds United)を下し、トップ4入りに向けて弾みをつけた。

 アーセナルはリーズにレンタル移籍していた過去のあるエディ・エンケティア(Eddie Nketiah)が試合開始10分までに2ゴールを挙げ、4連勝を飾った。

 来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)出場権獲得に向け、4位アーセナルは5位トッテナムに勝ち点4差をつけている。両チームは12日のノースロンドンダービーで激突する。

 キャプテンマークを巻いたルーク・エイリング(Luke Ayling)が退場処分を受けた下位に沈むリーズは、66分にディエゴ・ジョレンテ(Diego Llorente)が1点を返したものの、手遅れだった。リーズは17位のバーンリーFC(Burnley FC)と勝ち点で並んでいるものの、得失点差で降格圏の18位に転落している。

 エバートン(Everton)は2-1でレスター・シティ(Leicester City)を下し、昨年8月以来となる敵地での勝利を挙げると、リーズの敗戦に伴い降格圏から脱出した。1953-54シーズン以来となる2部での戦いを回避したいエバートンは、1試合消化が多いバーンリーとリーズに勝ち点1差をつけている。(c)AFP