チェルシー、ドジャース共同オーナーらの買収に合意 計6850億円
発信地:ロンドン/英国
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【5月7日 AFP】(更新)イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)は6日深夜、米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)の共同オーナーを務める米投資家トッド・ボーリー(Todd Boehly)氏のコンソーシアムがクラブを買収することで合意したと発表した。買収額は計42億5000万ポンド(約6850億円)。
チェルシーは「すべての法的な承認が下りれば、売却は5月下旬に完了する見込み」で、「その際により詳細を公表する」とした。
チェルシーをめぐっては、オーナーであるロシアの億万長者ロマン・アブラモビッチ(Roman Abramovich)氏が3月、母国のウクライナ侵攻で英政府の制裁対象となる直前にクラブの売却を決断。複数のグループが絡んだ入札手続きは長期化していたが、チェルシーの売却を担当する米ニューヨークの投資銀行レイン(Raine)は、最終的にボーリー氏のコンソーシアムを選んだ。
チェルシーによれば、新オーナーは25億ポンド(約4030億円)をクラブ株式の購入に充て、さらに17億5000万ポンド(約2820億円)の追加投資を行う。(c)AFP