【5月8日 AFP】22F1第5戦マイアミGP(Miami Grand Prix 2022)は7日、予選が行われ、フェラーリ(Ferrari)のシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)がポールポジションを獲得した。ルクレールは米マイアミのファンの熱意を称賛しつつ、激しい戦いが予想される決勝へ向けて気を引き締めた。

 ルクレールは1分28秒796の最速タイムをマークし、チームメートのカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)が約0.2秒差で2番手に入ってフェラーリ勢がフロントローを独占した。レッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)は最終アタックで珍しく小さなミスが出て3番手となった。

 ルクレールのポール獲得は今季3回目、通算では12回目となった。サインツのフロントロー発進は2回目。フェラーリによるフロントロー確保は2019年のメキシコGP(Mexican Grand Prix 2019)以来となる。

 満員のマイアミ・インターナショナル・オートドローム(Miami International Autodrome)について、ルクレールは「ファンがものすごかった」と笑い、「だけどここへ来て、米国でF1が過去数年で大きく成長したのを見られて素晴らしかった」とコメントした。

「前回のグランプリは自分にとって最高ではなく、レースでミスをしてしまった。だけどきょうはうまくいった」

「ポールからスタートできるし、あしたは仕事を完遂する必要がある」

 レッドブルのセルヒオ・ペレス(Sergio Perez)が4番手、アルファロメオ(Alfa Romeo Racing)のバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)が5番手、7度の年間優勝を誇るメルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が6番手に入った。

 以下はアルファタウリ(AlphaTauri)のピエール・ガスリー(Pierre Gasly)、マクラーレンのランド・ノリス(Lando Norris)、アルファタウリの角田裕毅(Yuki Tsunoda)、アストンマーティン(Aston Martin F1)のランス・ストロール(Lance Stroll)が続いた。(c)AFP