【5月6日 AFP】男子テニス、元世界ランキング1位のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は5日、食中毒のため、現世界1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と対戦予定だったマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2022)のシングルス3回戦を棄権した。 

 2017年1月のカタール・エクソンモービル・オープン(Qatar ExxonMobil Open 2017)決勝以来となる通算37回目の対戦となるはずだったが、実現しなかった。

 マレーは今大会にワイルドカード(主催者推薦)として出場。初戦でドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)を下すと、2回戦では第14シードのデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)を破って16強に勝ち上がってきていた。

 不戦勝となったジョコビッチは、準々決勝で第12シードのホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)と顔を合わせる。ホルカシュは同日、予選勝者のドゥサン・ラヨビッチ(Dusan Lajovic、セルビア)を7-5、6-3で退けた。(c)AFP