ジョコビッチ「今年最高の出来」 マレーとの3回戦へ マドリードOP
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【5月4日 AFP】テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2022)は3日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-3、6-2でガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)を下し、アンディ・マレー(Andy Murray、英国)との3回戦へ駒を進めた。
これでモンフィス戦18戦全勝とし、次週も世界ランキング1位を守ることが確定したジョコビッチは試合後、「おそらく今年最高の出来だったと言えるだろう。コート上での感触が非常に良かった」と振り返り、「きょうまでに出場した今年の大会ではベストのテニスができず、自分のリズムや調子を模索していたことを考えれば、非常に満足している」と話した。
一方、ワイルドカード(主催者推薦)のマレーは大会第14シードのデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)を6-1、3-6、6-2のフルセットで破って3回戦に進出。ジョコビッチとマレーが対戦するのは、2017年1月のカタール・エクソンモービル・オープン(Qatar ExxonMobil Open 2017)以来となる。
ジョコビッチ戦は過去11勝25敗のマレーは「理屈の上では自分にチャンスはないはず。彼は世界ナンバーワンで、自分は股関節に金属を入れてプレーしている」としつつ、「自分の現在地を確認し、彼と再びプレーする最高の機会だ」と長年にわたり大舞台でしのぎを削った盟友との再戦を喜んだ。
その他の試合では、先日のバルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2022)で今季最多タイの3勝目を飾った第7シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)が6-3、7-5でニコラス・バシラシビリ(Nikoloz Basilashvili、ジョージア)を下し、トップ10入りしてからの初戦を白星で飾った。
第6シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)は2-6、6-4、7-5で主催者推薦のジャック・ドレイパー(Jack Draper、英国)に逆転勝ちし、3回戦進出を決めた。(c)AFP/Reem ABULLEIL