【4月24日 AFP】女子テニス、ポルシェ・テニス・グランプリ(Porsche Tennis Grand Prix 2022)は23日、シングルス準決勝が行われ、「戦うために生まれてきた」と話す大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)が6-7(4-7)、6-4、7-5でリュドミラ・サムソノワ(Liudmila Samsonova)との激戦を制し、22連勝で決勝進出を決めた。

 シフィオンテクは最終セットに相手のサービスゲームを三つブレークすると、1本目のマッチポイントを獲得して3時間超の試合を制した。最後のポイントを決めた後は、ガッツポーズで見事な逆転勝ちを喜んだ。

 4大会連続の決勝進出を決めたシフィオンテクは「私は負けるのが本当に大嫌いで、とにかく諦めたくない。私のような選手は戦うために生まれてきた」と興奮気味に話した。24日の決勝では第3シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)と対戦する。

 サバレンカは7-6(7-5)、6-4で第2シードのパウラ・バドサ(Paula Badosa、スペイン)にストレート勝ち。第1セットを接戦の末に獲得すると、第2セットは相手への圧力を強めて2年連続の決勝進出を果たした。

 敗れたバドサも、週明けに発表される世界ランキングで2位に浮上することが決まっている。(c)AFP