【4月21日 AFP】トルコのメブリュト・チャブシオール(Mevlut Cavusoglu)外相は20日、北大西洋条約機構(NATO)の一部加盟国が、ロシアを弱体化させることを狙って同国とウクライナとの間の紛争の長期化を望んでいると非難した。

 チャブシオール氏はCNNトルコ(CNN Turk)のインタビューで「NATOの中に、この戦争が続くことを望んでいる国がある」とし、「そうした国はロシアの弱体化を望んでいる」と述べた。ただ具体的な国名は示さなかった。

 NATO加盟国のトルコはウクライナに無人攻撃機を提供する一方、西側諸国による対ロ制裁には加わっていない。ただ、ロシア、ウクライナ双方と友好関係にあるため停戦交渉で仲介役を買って出ており、トルコ国内での首脳会談開催も提案している。(c)AFP