【4月20日 AFP】自転車ロードレースのツール・ド・フランス(Tour de France)元王者で、五輪金メダリストでもあるブラッドリー・ウィギンス(Bradley Wiggins)氏(41)が、子どもの頃にコーチから性的なグルーミング(虐待や搾取を目的に子どもを懐柔する行為)の被害を受けていたことを明かした。

 被害に遭ったのは13歳の時で、当時は義理の父親との関係がうまくいっていなかったため、声を上げられなかったという。

 過去にも気分の落ち込みに苦しみ、つらい子ども時代を経験したと話していたウィギンス氏。英男性誌「メンズ・ヘルス(Men's Health)」に対して「若いとき、13歳の頃に、コーチからグルーミングを受けた。一度として完全に受け入れられなかった」と明かした。

 さらに、性的なグルーミングだったのかという質問を受けると、「そうだ。大人としての自分に大きな影響を与えたが、私はその事実をなかったことにした。義理の父親は私に対して非常に暴力的で、スパッツとかを身に着けていたことで同性愛者だとよく言われた。だから話せる気がしなかった」と答えた。

「非常に孤独だった。とにかくあの環境から抜け出したかった。自分はとても視野が狭くなり、10代の頃は多くの面でとてもおかしくなっていた。そうした逆境が、自転車に打ち込むきっかけになったのだと思う」 (c)AFP