【4月15日 AFP】東京五輪の陸上男子4×100メートルリレーで2位に入った英国チームは、メンバーのチジンドゥ・ウジャ(Chijindu Ujah)のドーピング違反が認定されたことを受け、同種目の銀メダルを返還した。英国オリンピック委員会(BOA)が14日、明らかにした。

 ウジャに加えてネサニエル・ミッチェルブレーク(Nethaneel Mitchell-Blake)とツァーネル・ヒューズ(Zharnel Hughes)、そしてリチャード・キルティ(Richard Kilty)がメンバーだった英国チームは、金メダルを獲得したイタリアとわずか0秒01差で2位に入った。

 しかし、大会で採取されたウジャの検体は、オスタリン(Ostarine)と選択的アンドロゲン受容体調節薬『SARM S-23』に陽性反応を示した。

 BOAのアンディ・アンソン(Andy Anson)最高経営責任者(CEO)は、「(選手に)メダルをはじめ、表彰状とバッジの返還を求めねばならず、非常に悲しい。特に他の3人は、何の落ち度もないにもかかわらず影響を受けた」と述べた。

 この結果、同種目3位だったカナダに銀メダルが授与されることになり、中国の銅メダル繰り上がりが決まった。(c)AFP