【4月13日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)は12日、準々決勝第2戦が各地で行われ、ビジャレアル(Villarreal CF)がバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)と1-1で引き分け、2戦合計スコア2-1で準決勝に進出した。

 敵地での第1戦を0-1で落としていたバイエルンは、ロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)の得点で合計1-1にしたが、延長戦が見えた88分にサミュエル・チュクエーゼ(Samuel Chukwueze)のゴールが生まれ、ビジャレアルが16年ぶりの4強入りを果たした。

 ウナイ・エメリ(Unai Emery)監督が率いるビジャレアルは、決勝トーナメント1回戦でもユベントス(Juventus)のホームで3-0の金星を挙げるなど、今大会で快進撃を続けている。

 マンオブザマッチに輝いたビジャレアルの主将ラウル・アルビオル(Raul Albiol)は「ユベントスにもバイエルンにも苦しんだが、これで準決勝まで来られた」と話し、「これからはもっと先に勝ち進む夢も見られる」と前を見据えた。

 ビジャレアルは準決勝で、リバプール(Liverpool FC)とベンフィカ(Benfica)の勝者と対戦する。第1戦はリバプールが3-1で勝利しており、13日の第2戦はアンフィールド(Anfield)で行われる。

 一方のバイエルンは、2シーズン連続の8強止まりとなった。

 トーマス・ミュラー(Thomas Muller)は「このパフォーマンスを披露しておきながら失点をしてしまいとてもつらい」と悔やみ、「とにかくプレスをかけていたから、失点をするはずはなかったのだが」とコメントした。(c)AFP/Ryland JAMES