【4月12日 AFP】欧州サッカー連盟(UEFA)は11日、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に対して欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)準々決勝第2戦でスタジアムの一部を封鎖し、反人種差別の巨大横断幕を掲げるよう命じたと発表した。

 マンチェスター・シティ(Manchester City)に敵地で0-1で敗れた5日の第1戦で、アトレティコのファンが「差別的な行為」をしたことに対する処分。

 スペインのスポーツ紙マルカ(Marca)は前週、アトレティコのファンが試合中にナチス・ドイツ(Nazi)式敬礼をする動画を公開していた。

 アトレティコは13日に本拠地で行われる第2戦で少なくとも5000席を封鎖し、その空いたスペースに「人種差別反対」のバナーを掲げることをUEFAから義務付けられた。(c)AFP