【4月16日 CGTN Japanese】中国各地で、春の農作業が始まりました。現在、農業用ドローンが幅広く用いられ、農家の生産効率が向上しています。

 この時期、中国北西部の新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)の鉄門関市(Tiemengguan)では、桃農家が桃の花の人工授粉に追われています。授粉の最適な期間は2週間もありません。今年は農業用ドローンを導入したため、以前と比べると授粉作業の効率は大幅に向上しました。

 ある桃農家によりますと、約4.1ヘクタールの農園で伝統的な方法で授粉すると、4日間かかりますが、現在、ドローンを使えば1時間で終わるということです。

 また、中国南西部の重慶市(Chongqing)興橋鎮(Xingqiao)では、水稲農家は農業用ドローンを使えば3分間で700平方メートルの種まきを完了できるとしています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News