【4月8日 AFP】男子ゴルフ米国ツアーメジャー第1戦、第86回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2022)で名誉スターターを務めたジャック・ニクラス(Jack Nicklaus)氏ら往年の名選手は7日、松山英樹(Hideki Matsuyama)のチャンピオンズディナーでの奮闘を絶賛し、同選手の存在が日本からさらにメジャー優勝者を生み出す刺激になるだろうと語った。

 米ジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ(Augusta National Golf Club)ではこの日、ニクラス氏をはじめゲーリー・プレーヤー(Gary Player)氏とトム・ワトソン(Tom Watson)氏による記念のティーショットで大会の幕を開けた。

 レジェンドたちは、前回覇者の松山が5日のチャンピオンズディナーで英語のスピーチに緊張していたものの、歴代優勝者からはスタンディングオベーションを浴びたと明かした。

 ニクラス氏は「これまでで最高のディナーだったと思った。そんな話で弾んだ」と話すと、「ヒデキは英語で3分間スピーチをした。メモは見ていなかった。素晴らしかった」と褒めたたえた。

 一方、オーガスタでは初めて始球式に臨んだワトソン氏は、松山が緊張すると認めていた英語でのスピーチに成功した光景を目撃。「スピーチが終わると、彼は『ふう』とため息をついていた」と明かし、「全員が彼にスタンディングオベーションをした。英語で3分間スピーチをするという彼の奮闘を、誰もが高く評価した」と述べた。

 スピーチの後、松山に日本語で話しかけたプレーヤー氏は、「彼が着飾って素晴らしいスピーチをしたことに、心から敬意を抱いた」とし、「全員が立ち上がって拍手を送り、彼を歓迎した」と語った。

 また、アジア勢初のマスターズ王者で日本人選手では初のメジャー優勝者となった松山が、日本人やアジア人プレーヤーにとっては、グリーンジャケットやメジャータイトルがこれまで想像していたよりも手に届くものだと考える模範だとの認識を示し、「(ゴルフが)大きく盛り上がっている日本で王者が誕生するのは、時間の問題だった」と話すと、「ヒデキがそれを成し遂げた今、日本では自分もできると考えている選手が出てくることだろう」と述べた。(c)AFP/Jim SLATER