ロシア、安保理特別会合を要請 ブチャ民間人殺害めぐり
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ウクライナ首都キーウ北西のブチャで、路上に横たわる遺体(2022年4月2日撮影)。(c)RONALDO SCHEMIDT / AFP

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【4月4日 AFP】ウクライナの首都キーウ郊外のブチャ(Bucha)でロシア軍が民間人を虐殺したと非難されていることを受け、ロシア政府は、4日に国連安全保障理事会(UN Security Council)の特別会合を開くよう求めた。
ロシアのドミトリー・ポリャンスキー(Dmitry Polyanskiy)国連副大使は3日、「ブチャでのウクライナ過激派による凶悪な挑発行動を踏まえ、ロシアは4月4日に国連安保理会合の開催を要請した」と、ツイッター(Twitter)に投稿した。
元国連大使のサマンサ・パワー(Samantha Power)米国際開発庁(USAID)長官は、ロシア側の動きを直ちに非難した。
同長官は「ロシアはクリミア(Crimea)と(シリアの)アレッポ(Aleppo)で用いた作戦を参考にしている。弁解の余地のないこと(ブチャでの虐殺)について抗弁を余儀なくされ、怒っているふりをして責任追及の場として安保理会合の開催を求めている」とツイートした。
キーウ北西のブチャで多数の遺体が見つかったことについて、ウクライナと欧米各国はロシアを非難。これに対し、ロシアは関与を否定し、ウクライナ政府が自作自演したものだと主張している。(c)AFP