【3月19日 AFP】国連安全保障理事会(UN Security Council)理事国6か国は18日、ロシアが安保理を利用してウクライナ侵攻に関する偽情報やプロパガンダを広めていると非難した。

 安保理はロシアの要請に基づき、ウクライナが生物兵器を開発しているという主張をめぐる緊急会合を開いた。この議題での会合は先週に続き2回目。

 米国のリンダ・トーマスグリーンフィールド(Linda Thomas-Greenfield)国連大使は同会合で、「ロシアは再び安保理を偽情報の出どころの隠蔽(いんぺい)、プロパガンダの拡散、ウクライナに対する不当で残忍な攻撃の正当化に利用しようとしている」とする共同声明を読み上げた。

 共同声明には米国の他、常任理事国の英国、フランス、非常任理事国のノルウェー、アルバニア、アイルランドの6か国が名を連ねた。(c)AFP