【4月4日 AFP】21-22フランス・リーグ1は3日、第30節の試合が各地で行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は5-1でロリアン(FC Lorient)に大勝した。この試合で驚異的な活躍を見せたキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)は、去就についてまだ決めかねていると話した。

 PSGは手のつけられない状態のエムバペが自ら2ゴールを挙げると、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)の2ゴールとリオネル・メッシ(Lionel Messi)の得点をお膳立て。3人が同じ試合でゴールを決めたのはこれが初となった。

 ところが試合が終わるとすぐ、話題は7月でPSGとの契約が切れるエムバペが来季どこでプレーするかに移っていった。

 エムバペはアマゾンプライムビデオ(Amazon Prime Video)に対して「まだ選んでいない。決めていない。熟考している。新しい面も出てきているし、さまざまな要素がある」と話した。

「選択を間違いたくない。みんなが少しじれているのは分かっている。毎日この話ばかりだ」

「決断を下したら明かすよ。自分自身のことを他の誰かに説明する必要はないし、これは個人的な選択だ。決めたら公に発表するし、判断を貫く」

 代表戦による中断前は、ショッキングな欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)敗退も含め、4試合で3敗を喫したPSGだが、この大勝でシーズン終盤の追い込みに入ろうとしている。2位オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)とは勝ち点12差がついており、残り8試合で13ポイントを獲得すれば最多タイとなる10回目のリーグ優勝が決まる。(c)AFP/Martyn WOOD