ナイジェリアのW杯予選敗退で観客暴動 治安部隊が催涙ガス使用
発信地:アブジャ/ナイジェリア
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【3月31日 AFP】29日に行われた2022年サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)アフリカ最終予選では、ナイジェリアの敗退に怒りを募らせた数百人のファンがピッチに侵入して暴動を起こしたため、同国の治安部隊が催涙ガスを使用して沈静化に当たる事態となった。
ナイジェリアの首都アブジャで開催されたナイジェリア対ガーナの第2戦は1-1で終了。この結果、アウェーゴール差でガーナの本戦出場が決まり、敗退となったナイジェリアのファンは満員の6万人が詰めかけたスタジアムのピッチになだれ込んだ。
ベンチを破壊するファンもいれば、同国サッカー連盟(NFF)のアマジュ・ピニック(Amaju Pinnick)会長について言及しつつ、「ピニック退任! ピニック退任!」というチャントを歌うファンもいた。
MKOアビオラ・スタジアム(MKO Abiola Stadium)でナイジェリアが試合を行うのは、アフリカ一の富豪として知られるアリコ・ダンゴート(Aliko Dangote)氏の主導によって約100万ドル(約1億2000万円)の改修が行われてから初めてだった。(c)AFP
