【3月30日 AFP】2022年サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)南米予選は29日、第18節の試合が行われ、ペルーはパラグアイに2-0で勝利し、大陸間プレーオフに駒を進めた。一方、5位入りを逃したコロンビアとチリは本戦出場の望みがついえた。

 南米予選ではブラジル、アルゼンチン、エクアドル、ウルグアイがすでに本戦行きを決めており、最終節の今節は大陸間プレーオフに進む5位争いに注目が集まった。

 コロンビアとチリの両チームはこの日の試合で勝利し、ペルーが勝ち点を取りこぼせば5位に入る可能性もあった。

 しかし、結局ホームでパラグアイを下したペルーが2大会連続で大陸間プレーオフに回り、オーストラリアとアラブ首長国連邦(UAE)の勝者と対戦することになった。コロンビアはアウェーでベネズエラを1-0で下し、チリはホームでウルグアイに0-2で敗れた。

 一方、ブラジルはボリビアに4-0で快勝し、南米予選の最多勝ち点記録を更新した。

 再試合となったアルゼンチンとのホームゲームを残す中、ここまで14勝3分けのブラジルは勝ち点を45としており、当時マルセロ・ビエルサ(Marcelo Bielsa)監督のアルゼンチンが2002年大会で記録した43ポイントを上回った。

 アルゼンチンはアウェーでエクアドルと1-1で引き分け、無敗記録を31試合に伸ばした。(c)AFP/Barnaby CHESTERMAN