【3月26日 AFP】世界バドミントン連盟(BWF)は25日、2018年に行われた福州中国オープン(Fuzhou China Open 2018)の男子ダブルス準々決勝で無気力試合を行ったとして、中国選手4人に不正防止規則違反による処分を下した。

 中国の何濟庭(He Ji Ting、ヘ・ジティン)/譚強(Tan Qiang、タン・チャン)組と李俊慧(Li Jun Hui、リ・ジュンフイ)/劉雨辰(Liu Yu Chen、リュウ・ユチェン)組は、3か月の出場停止処分となったが、2年間の猶予が付いている。今後2年以内に違反が繰り返されれば、処分が適用される。

 問題の試合では、観戦していた別の選手が、勝利を目指して全力で戦っていないと両ペアを疑って審判に警告。試合の合間に審判がもっと本気を出すように促すと、選手たちのパフォーマンスは著しく改善され、何濟庭/譚強組が格上ペアを撃破した。

 疑惑が告発されて長期の調査が行われた結果、BWFの委員会は選手たちが勝利を目指して最善の努力を怠り、不正撲滅を目的とした規則に違反したと判断した。(c)AFP