【3月24日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は23日、世界中の人々に向けて、ロシアの侵攻をやめさせるため街頭に出て抗議の声を上げるよう呼び掛けた。

 ゼレンスキー氏は動画で「ウクライナ、そして自由と命への支持を示すため、ウクライナのシンボルを手に(街頭に)出てほしい」と英語で語り掛けた。「広場や通りに出て姿を見せ、声を聞かせてほしい」

 ゼレンスキー氏は「(ロシアの侵攻から1か月に当たる)3月24日以降も続く戦争」に反対するよう要請。「職場や家庭、学校、大学で平和の名の下に立ち上がる姿を見せてほしい」とし、「世界は戦争を止めなければならない」と訴えた。

 ロシアのウクライナへの侵攻開始以来、多数の民間人が死傷、300万人以上が国外に避難した。(c)AFP