【3月23日 CGTN Japanese】3月22日は「世界水の日(World Water Day)」です。この日、中国水利水電科学研究院が「世界河川幸福指数報告2021」を発表しました。それによりますと、世界の主な河川の幸福指数は全体的に「一般」レベルに達し、中国長江の幸福指数は「一般の上位」に達したということです。

 同研究院は2020年に「幸せな川」という理念を打ち出し、河川そのものの「健康」を維持しながら、流域や地域経済社会の持続可能な発展を支え、人間と水の調和の取れた河川を実現することを掲げました。

 同研究院は世界範囲で15の河川を選び、水域の安全保障、水資源の支援能力、水環境の住み心地、水生態系の健康度、水文化の繁栄度という5つの面から幸福指数として評価しました。100点満点で60点以下は「不幸」、60点から85点は「一般」、85点から95点は「幸福」、95点以上は「非常に幸福」となります。

 その結果、ランキング1位はライン川(86.6点)で「幸福」レベルに達し、セントローレンス川(84.6点)、テムズ川(81.9点)、長江(80.8点)など5本の川は「一般の上位」レベルで、ドナウ川(79.7点)、ボルガ川(79.0点)、黄河(78.8点)など6本の川は「一般」レベル、チグリス・ユーフラテス川(69.3点)、ガンジス川(65.6点)、ナイル川(62.1点)は「一般の下位」レベルにランク付けられました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News