科学研究施設に無人機攻撃、1人死亡 キエフ
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【3月23日 AFP】ウクライナの首都キエフで22日、科学研究施設が無人機の攻撃を受け、少なくとも1人が死亡した。ウクライナ当局が明らかにした。
AFP記者は、ウクライナ兵が現場から1人の遺体を搬送するのを確認した。
攻撃を受けたのは、キエフ北西部にあるウクライナ国立科学アカデミー(National Academy of Science of Ukraine)の超硬物質研究所(Institute for Superhard Materials)。白い7階建ての建物から煙が立ち上った。
建物から50メートルほど離れた路上に、壊れた無人機が落ちていた。
軍の情報部員は3人死亡したと話したが、裏付けは取れていない。
情報部員によると、ロシアの無人機「オルラン(Orlan)」1機が爆弾を投下、研究施設で火災が発生した。その後、さらに2機の無人機が現れ、爆弾を落とそうとしたが撃墜したという。攻撃を受けたのは民間施設で、軍事施設ではないとしている。(c)AFP