【3月23日 AFP】ロードレース世界選手権のMotoGPクラスを6回制しているレプソル・ホンダ(Repsol Honda)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)が22日、前週末の今季第2戦インドネシアGPのウオームアップ中に激しく転倒した後、物が二重に見える問題が再発していることを明かした。

 20日の決勝前のウオームアップで、マルケスは時速約180キロでハイサイドを喫し、バイクから放り出されて左腕から落下。ヘルメットは地面にたたきつけられて脳振とうを起こした。

 昨シーズン末にも物が二重に見える複視の症状に悩まされていたマルケスは自身のツイッター(Twitter)で「デジャブを体験しているようだ。スペインへ戻る途中に視界がおかしくなり始めたので、医師の診察を受けたところ、複視の再発だと言われた」と明かした。

「幸い、昨年末のけがほど深刻じゃない。だけど今は休む必要があるし、けががどうなるかを見ていく必要がある」

 次戦は4月3日に決勝が行われるアルゼンチンGPだが、マルケスの出場は厳しくなっている。(c)AFP