【3月21日 AFP】21-22スペイン1部リーグは20日、第29節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)が2得点を挙げるなど、敵地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)での「エル・クラシコ(El Clasico)」でレアル・マドリード(Real Madrid)に4-0で勝利した。

 シャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)監督率いるバルセロナは、技術的にも戦術的にもレアルを圧倒。速さや流動性でも上回り、もっと大差で勝っていてもおかしくなかった。

 レアルはカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)とフェルラン・メンディ(Ferland Mendy)の負傷欠場が大きく響いた。

 復活を遂げたバルセロナは、レアルより試合の消化が一つ少ない中、首位との勝ち点差を12としている。

 レアル戦5連敗中だったバルセロナは、どのような形でも勝利することが次のステップだったが、この大勝は自信を増し、シャビ監督のプロジェクトの正当性を証明し、来季への楽観的な展望を一挙に実現して、チームに変革をもたらす可能性がある。

 試合終了の直後、バルセロナのジェラール・ピケ(Gerard Pique)は「われわれは帰ってきた」とツイッター(Twitter)に投稿した。

 29分にウスマン・デンベレ(Ousmane Dembele)のクロスからオーバメヤンのヘディングで先制したバルセロナは、ハーフタイム前にはロナルド・アラウホ(Ronald Araujo)がCKに頭で合わせて加点した。

 後半、オーバメヤンの見事なフリックパスに走り込んだフェラン・トーレス(Ferran Torres)が3点目を挙げたバルセロナは、51分にはピケのロングボールから最後はオーバメヤンがフィニッシュして4点目を挙げた。(c)AFP