チェルシーとレアルが激突、マンCはアトレティコと 欧州CL準々決勝
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【3月19日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)の準々決勝組み合わせ抽選会が18日、スイス・ニヨン(Nyon)で行われ、王者チェルシー(Chelsea)は通算13度の欧州制覇を誇るレアル・マドリード(Real Madrid)と、マンチェスター・シティ(Manchester City)はアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)との対戦が決まった。
ロシアのウクライナ侵攻を受け、ロシア人オーナーのロマン・アブラモビッチ(Roman Abramovich)氏が英国政府から制裁を科されて騒動のさなかにあるチェルシーは、連覇を目指す中で4月5日か6日に行われる準々決勝初戦でホームにレアルを迎え撃つ。この一戦については、欧州連合(EU)からアブラモビッチ氏に科された制裁により観戦チケットの販売が不可能なため、無観客試合になると報じられている。
チェルシーは昨季の準決勝でレアルを退けると、決勝ではシティを下し、アブラモビッチ氏の下で2度目の欧州制覇を達成している。
この日の抽選では準決勝の組み合わせも決まっており、チェルシー対レアル戦の勝者はシティとアトレティコの勝者と対戦する。
一方でリバプール(Liverpool FC)はベンフィカ(Benfica)と、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はビジャレアル(Villarreal CF)との対戦が決まった。
今季は4冠の可能性もあるリバプールは、勝ち上がりが有力視される中、初戦で敵地リスボンに乗り込む。その勝者の準決勝での相手を決めるバイエルンとビジャレアルの初戦の舞台は、スペインとなっている。
準決勝は第1戦が4月下旬、第2戦が5月上旬、そして決勝が5月28日にフランス・パリで開催される。(c)AFP