【3月20日 AFP】スペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)のシャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)監督は19日、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)で苦戦するリオネル・メッシ(Lionel Messi)への「扉は開かれている」と話した。

 20日にレアル・マドリード(Real Madrid)の本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)で行われる「エル・クラシコ(El Clasico)」の前日会見に臨んだシャビ監督は、クラブの財政難によりパリに渡ったメッシへの思いを語った。

 ラ・リーガ(La Liga)は先日、各クラブのサラリーキャップ額を発表。バルセロナはマイナス1億4400万ユーロ(約190億円)だったため、次の移籍市場での動きが大きく制限されることとなる。

 財政難のため昨年バルセロナと契約を更新できなかったメッシは、泣く泣くカンプ・ノウ(Camp Nou)での歴史的なキャリアに終止符を打った。  

 メッシの復帰について問われたシャビ監督は、「彼は史上最高の選手であり、クラブの歴史でもある。彼にはドアが開かれる権利がある」と歓迎する意向を示した。

「私が監督でいる限りメッシが来たいと言えば、いつでもその扉は開かれている。彼は史上最高の選手で、われわれはクラブとして彼に多大な敬意を払う義務がある。彼はそれに値するが、PSGとの契約があるので、それ以上のことは言えない」

「いつ練習を見に来てもいいし、指導者と話をしに来てくれても構わない。彼はクラブ史上最高の選手なのでいつでも歓迎する」 (c)AFP