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【3月19日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間18日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は606万3946人に増加した。

 これまでに世界で4億6410万9092人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 17日には世界全体で新たに6946人の死亡と220万2195人の新規感染が発表された。

 過去1週間の新規感染者が最も多い地域はアジアで、569万425人(世界全体の45%)の感染が確認された。2番目に多いのは欧州の537万8165人(同43%)。

 過去1週間の死者が最も多い地域は欧州で、1万4972人(世界全体の40%)が死亡。次いでアジアの9950人(同26%)となっている。

 過去1週間の人口10万人当たりの死者数が多かった国・地域(人口50万人未満の国を除く)は、上位から香港(26.49人)、ラトビア(4.61人)、デンマーク(4.33人)、スロバキア(4.08人)、チリ(3.76人)。

 過去1週間の人口10万人当たりの新規感染者数が多かった国・地域は、上位から韓国(5288人)、オーストリア(3484人)、ニュージーランド(2706人)、キプロス(2613人)、オランダ(2504人)。

 ここ数日間で、1週間の新規感染者数が過去最多を記録した国・地域は、トンガ、韓国、フィンランド、タイ、リヒテンシュタイン、ドイツ、オーストリア、ベトナム、ブータン。

 最も死者が多い米国では、これまでに97万9人が死亡、7968万3782人が感染した。次いで死者が多い国はブラジルで、死者数は65万6425人、感染者数は2952万7640人。以降はインド(死者51万6281人、感染者4300万4005人)、ロシア(死者36万3563人、感染者1751万8699人)となっている。

 人口10万人当たりの累計死者数が多い国は、上位からペルー(642人)、ブルガリア(521人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(477人)、ハンガリー(465人)、北マケドニア(440人)となっている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染者として集計されないままとなっている。(c)AFP