【3月9日 AFP】国際水泳連盟(FINA)は8日、主催する大会にロシアとベラルーシの選手が出場することを全面的に禁止する措置は取らないと発表した。

 他の主要スポーツ団体の多くは、ロシアのウクライナ侵攻を受けて、ロシアとベラルーシを大会から締め出したが、FINAは対照的な戦略で中立の立場での出場継続を認めている。

 FINAは「今回の判断は、FINAの選手委員会の圧倒的大多数から支持を得た」と発表した。

 また連盟はウクライナの水泳界を支援する方策を引き続き優先して探っていくとしつつ、ロシアによる侵攻を非難している。(c)AFP