対ロでより強硬姿勢を リトアニア、米に要請
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【3月7日 AFP】リトアニアのギタナス・ナウセーダ(Gitanas Nauseda)大統領は7日、同国を訪問中のアントニー・ブリンケン(Antony Blinken)米国務長官に対し、ウクライナに侵攻するロシアが攻勢をさらに強めた場合、同国をウクライナで制止するため、より強硬な姿勢で臨むよう要請した。
ナウセーダ氏はブリンケン氏に対し、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は「ウクライナでは止まらない」との考えを示した。
さらに、あらゆる手段でウクライナ国民を支援するのが「われわれの共通の義務および責任」であり、万策を尽くさなければ「第3次世界大戦に向かうことになる」と警告した。
リトアニアは北大西洋条約機構(NATO)加盟国で、バルト海(Baltic Sea)に面する旧ソ連構成国。ロシアおよびベラルーシと国境を接している。
ブリンケン氏はリトアニアのウクライナ支援を称賛し、米政権はNATOを支持すると強調。「われわれの構えを疑うべきではない。われわれの決意を疑うべきではない」と述べた上で、「一つに対する攻撃は全てに対する攻撃だ」と言明した。
その一方で、米軍をリトアニアに永続的に駐屯させる用意について問われた際には、その案は検討中と述べるにとどめた。(c)AFP