【3月5日 AFP】(更新)男子テニスの国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2022)は4日、予選ラウンドの試合が行われ、日本はアウェーでスウェーデンと対戦し、初日を1勝1敗で終えた。

 日本は綿貫陽介(Yosuke Watanuki)がドラゴス・ニコラエ・マダラス(Dragos Nicolae Madaras)に6-4、6-4で先勝したが、ダニエル太郎(Taro Daniel)が5-7、4-6でエリアス・イマー(Elias Ymer)に敗れた。

 ラファエル・ナダル(Rafael Nadal)が不在のスペインはルーマニアに2勝0敗とし、好発進した。初出場の18歳カルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz)とロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut)がシングルス2試合で勝利した。

 フランスもエクアドルを2勝0敗とリード。フェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime)とデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov)を欠くカナダはオランダに0勝2敗と先行を許した。コロンビアと対戦した米国は2勝0敗と幸先が良い出だしを切った。

 フィンランド対ベルギー、ブラジル対ドイツ、イタリア対スロバキア、オーストラリア対ハンガリーは初日1勝1敗だった。

 デビスカップの予選ラウンドは4〜5日に全12試合が行われ、勝ったチームが16か国で競う9月開幕の決勝ラウンドに進む。

 すでにクロアチアと英国、セルビアの決勝ラウンド進出は確定しているが、前回王者のロシアはウクライナ侵攻の影響で大会からの除外が決まり、主催者が来週に代替国を決めることになっている。(c)AFP