【3月4日 AFP】ロシアがウクライナに侵攻を開始して以降、同国から120万人以上が近隣諸国に避難したことが、国連(UN)の4日のまとめで明らかになった。

 国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)の推計によると、このうち約50万人が若者だという。

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、最大で400万人以上のウクライナ難民が保護と支援を必要とする可能性があると予測している。

 欧州連合(EU)は同日、東部加盟国のポーランド、ルーマニア、スロバキアにウクライナ向けの人道支援拠点の設置を進めており、備蓄医薬品の輸送を準備中だと発表した。

 EUの欧州委員会(European Commission)によると、戦争で荒廃したウクライナから100万人以上の難民を受け入れる加盟諸国への支援も行っているという。(c)AFP