【3月3日 AFP】国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の2日のまとめによると、ロシアのウクライナ侵攻を受けて同国から近隣諸国に逃れた難民の数は約87万5000人に上った。

 UNHCRのウェブサイトによると、これまでに計87万4026人がウクライナから国外に避難した。フィリッポ・グランディ(Filippo Grandi)高等弁務官は前日、ウクライナ難民の数を67万7000人と発表しており、1日で約20万人という大幅な増加となった。

 UNCHRの集計によれば、隣国ポーランドが難民の半数近い45万4000人を受け入れている。この他、ハンガリーに11万6000人、モルディブに7万9000人、スロバキアに6万7000人、ルーマニアに4万5000人、ロシアに4万3000人、ベラルーシに350人が避難。さらに7万人が、他の欧州諸国に逃れている。(c)AFP