【3月1日 CNS】北京冬季五輪では、北京市の国家水泳センターが改装されてカーリング会場に使われた。水の泡が連なったような外観から「水立方(ウオーターキューブ)」と呼ばれる施設は、最新の「水-氷変換」技術によって「氷立方(アイスキューブ)」に生まれ変わった。

 北京市重要プロジェクト事務局都市会場建設所の黄暉(Huang Hui)所長は「国家水泳センターに取り外し可能な製氷システムなどを導入した」と説明。水泳競技と氷上競技のいずれにも転換できるようにした。

 改修を担った中国建築一局氷立方プロジェクトリーダーの劉軍(Liu Jun)氏によると、コンピューター上に実物と同じ3次元モデルの建物を構築し、そのモデルに基づいて建設を進めるBIM(Building Information Modeling)方式を採用。会場に張り巡らした製氷パイプが「毛細血管」の役割を果たし、精密なカーリングのリンクを整備した。リンクやスタンドの温度はインテリジェントシステムによりリアルタイムでそれぞれ調整。氷上の安定したプレーと観客が快適に観戦する環境を保証した。

 今後は季節によって会場を切り替え、水泳競技と氷上競技が行われる。(c)CNS/JCM/AFPBB News