【3月1日 AFP】国際オリンピック委員会(IOC)は2月28日、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、ロシアとベラルーシの選手や当局者を国際大会から除外するよう国際競技連盟や大会主催者に勧告した。

 IOCは競技関係者に対し、「組織上または法律上の理由」で除外が不可能な場合、ロシアとベラルーシの選手が両国の名の下で参加することを禁止するために「全力を尽くす」よう勧告。さらに、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領を含むロシア高官に授与していた「五輪オーダー(Olympic Order)」(功労章)を剥奪した。

 ロシア、ベラルーシ選手の除外は、4日に開幕する北京冬季パラリンピックにとっては特に緊急性の高い問題となる。(c)AFP