【2月28日 AFP】国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)のミチェル・バチェレ(Michelle Bachelet)高等弁務官は28日、ロシアのウクライナ侵攻開始からの5日間で、民間人少なくとも102人が死亡し、うち7人が子どもだったと発表した。ただし、実際の犠牲者数ははるかに多い恐れがあると警告している。

 バチェレ氏はスイス・ジュネーブで開かれた国連人権理事会(UNHRC)で、「民間人の大半は、重火器や多連装ロケットシステム、空爆など、広範囲に被害が及ぶ爆発性兵器で殺害された」とした上で、「実数ははるかに多いと危惧している」と述べた。(c)AFP