【2月26日 AFP】北米アイスホッケーリーグ(NHL)のスター選手、アレクサンダー・オベチキン(Alexander Ovechkin)は25日、母国ロシアのウクライナ侵攻について初めてコメントし、平和を訴えた。

 ワシントン・キャピタルズ(Washington Capitals)でプレーする36歳のオベチキンは、米スポーツ界でプレーするロシア人選手の中で最も有名な一人。この日はフィラデルフィア(Philadelphia)で練習を終えた後、ウクライナ侵攻に言及し、早期の戦闘終結を願っていると述べた。

 オベチキンはロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の支持者としても知られるが、「お願いだから、これ以上戦争はやめてほしい」と訴え、「どこが戦争をしているかは関係ない。ロシアかウクライナ、それが他の国でも同じだ。われわれは平和に素晴らしい世界で暮らす必要がある」と述べた。

 両親や妻子は母国に残っており、「恐ろしい状況だ。われわれにはどうすることもできない。早く終結して、万事解決することを願うしかない」と語った。(c)AFP