【2月25日 AFP】ボクシング、世界スーパーミドル級4団体統一王者のサウル・アルバレス(Saul Alvarez、メキシコ)が24日、WBA世界ライトヘビー級王座を懸けて無敗王者のドミトリー・ビボル(Dmitry Bivol、ロシア)と5月7日に対戦することを明らかにした。

 カネロ(Canelo)こと31歳のアルバレスは昨年11月、当時のIBF王者カレブ・プラント(Caleb Plant、米国)との一戦で11回TKO勝ちを収め、世界スーパーミドル級のタイトルを統一。通算成績を57勝(39KO)1敗2分けに更新した。

 次はライトヘビー級に階級を上げ、通算19勝(11KO)無敗を誇るビボルに挑むことになった。

 一方、米スポーツ専門チャンネルESPNは匿名の情報筋の話として、アルバレスが2戦契約を結んだと報じた。9月17日にはスーパーミドル級で、ゲンナディ・ゴロフキン(Gennady Golovkin、カザフスタン)と3度目の対戦に臨む内容だという。

 ESPNによれば、アルバレス対ゴロフキン戦の実現は、IBF世界ミドル級スーパー王者のゴロフキンが4月に予定されているWBA同級王者の村田諒太(Ryota Murata)との統一戦に勝利することが前提だという。(c)AFP