【12月3日 AFP】ボクシング、WBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太(Ryota Murata)とIBFの同級王者ゲンナディ・ゴロフキン(Gennady Golovkin、カザフスタン)による統一戦が、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の影響で外国人の新規入国が停止されたことを受け、「来春へ延期」となった。村田が所属する帝拳ジム(Teiken Gym)が3日、発表した。

 さいたまスーパーアリーナ(Saitama Super Arena)で今月29日に開催されるはずだった一戦で、強力なパンチを武器とするゴロフキンは約1年ぶりのリング復帰を予定していた。

 39歳のゴロフキンはツイッター(Twitter)に「深く落胆している」と投稿すると、「市民の健康と安全は常に優先されなければならない。できるだけ早くリョウタとの試合でリングに戻れることを楽しみにしている」と続けた。(c)AFP