【2月26日 AFP】ジョージアの首都トビリシで25日夜、ロシアのウクライナ侵攻に抗議するデモが行われ、3万人が参加した。参加者はジョージアとウクライナ両国の国旗を振ったり、国歌を歌ったりした。

 ジョージアもウクライナと同じ旧ソ連構成国で、2008年にロシアの軍事侵攻を受けた。

 タクシー運転手の男性(32)は「ジョージアもロシアの野蛮な侵攻を受けたので、他の国よりウクライナの気持ちが分かると思う」と語った。

 フランス語教師の女性(55)は「ウクライナ人、ジョージア人、全世界が、ソ連を復活させようという(ロシアのウラジーミル・)プーチン(Vladimir Putin)に抵抗しなければならない」と話し、「ウクライナは血を流している。世界が傍観して制裁を口にしているだけではプーチンを止められない」と涙ながらに訴えた。(c)AFP