【2月19日 AFP】(更新)ウクライナ東部の二つの親ロシア派武装勢力の指導者は19日、国内での紛争への懸念の高まりを受け、「総動員令」を発動したと発表した。

 予備役を招集し、総動員令の署名と発動を発表したのは、ドネツク(Donetsk)州の親ロ派「ドネツク人民共和国」の指導者、デニス・プシーリン(Denis Pushilin)氏と、ルガンスク(Lugansk)州の親ロ派「ルガンスク人民共和国」の指導者、レオニード・パセクニク(Leonid Pasechnik)氏。

 欧州安保協力機構(OSCE)の監視団は、ウクライナ東部で政府軍と親ロ派の戦闘が大幅に激化していると報告している。

 プシーリン氏は、ウクライナ政府軍による攻撃を防いでいるが、なおも攻撃が続いていると主張している。

 さらに「皆で力を合わせて悲願の勝利をつかもう」とした上で、ウクライナのドンバス(Donbas)地方とロシア系住民全員を守ると約束した。

 ウクライナ政府は、2014年にロシアに併合されたクリミア(Crimea)半島を含め、親ロ派支配地域を武力で奪還する計画はないと繰り返し主張している。(c)AFP