【2月18日 AFP】ウクライナ東部では18日、砲撃があり、ルガンスク(Lugansk)州にある民間の建物に被害が出た。17日にも砲撃で幼稚園などが被害を受けており、緊張が高まっている。

 ウクライナ東部での砲撃をめぐり、同国政府、親ロシア武装勢力はいずれも責任は相手側にあると主張している。

 アントニー・ブリンケン(Antony Blinken)米国務長官が、「数日以内」にもロシアが対ウクライナ攻撃に踏み切る可能性を示す情報があると指摘する中、ウクライナは、国境周辺のロシア軍の兵力が14万9000人前後に達しているとしている。

 ロシア国防省は18日、弾道・巡航ミサイルの試射も含む「戦略部隊」による演習を19日に実施し、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が指揮すると発表した。

 ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は18日、英国やカナダ、フランス、ドイツ、北大西洋条約機構(NATO)の首脳らと情勢についてオンライン協議を行う予定。(c)AFP/Yulia Silina with Dave Clark in Kyiv and Michelle Fitzpatrick in Munich