【2月20日 CGTN Japanese】中国では、北京冬季オリンピックの招致に成功して以来、各地でその土地の実情に合わせてウインタースポーツの普及が進められています。ウインタースポーツはすでに、中国人家庭の生活様式の一部となっています。

 2022北京プレスセンターが17日に開催した記者会見で、北京冬季オリンピックの招致に成功してから2021年10月までに、中国におけるウインタースポーツ参加者が全国住民の24%を超える3億4600万人に達したと紹介されました。「3億人をウインタースポーツに参加させる」という目標が実現したわけです。

 中国国家体育総局の塗暁東広報担当は、「少衆(限られた少数の熱心な愛好者)のものだったウインタースポーツは今や、大衆が参加するものになった。参加者が存在する場所は一部地域から全国に広がり、参加する時期も冬だけでなく、通年に広がった」と説明しました。

 また、ウインタースポーツの参加者は全国で3億4600万人に達し、つまり居住民の参加率は24.56%に上りました。2020年から2021年にかけて、全国でウインターレジャーを楽しんだ観光客は延べ2億3000万人で、ウインタースポーツが農村の振興、地方経済の転換を推進し、経済の持続可能な発展と質の高い発展を実現する上で、ますます重要な役割を果たしつつあると見込まれています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News