【2月12日 CGTN Japanese】北京冬季オリンピック選手村では、マスコットキャラクターのビンドゥンドゥンが選手や関係者らに買い求められる必須の記念品となっています。選手村にある公式グッズ売り場のビンドゥンドゥンの陳列棚は、1日に何度も商品補充が行われています。

 日本選手団の女子選手たちは、ビンドゥンドゥンバッジやキーホルダーなどを大量に購入。アメリカ選手団アイスホッケーのコーチは「かわいいパンダがほしい。オリンピック精神を家に持ち帰りたい」と話しました。

「ビンドゥンドゥン」フィーバーを受けて、関連グッズも急ピッチでリリースされています。韓国選手団の女性たちは、美しい「ビンドゥンドゥン」ネイルを作ってもらったほか、「ビンドゥンドゥン」を買い求めるために行列をつくりました。

 現在、選手村にあるオリンピックグッズを販売する店は、選手村に滞在する各代表団のメンバーや、国際オリンピック委員会の職員および一部の訪問客にのみ開放されています。営業時間は午前9時から午後9時までで、マスコットのバッジや服、靴類、帽子、リュックサック、ボールペン、置物など1000種類以上の冬季オリンピックライセンス商品を販売しています。温厚でかわいらしいマスコットのほか、冬季オリンピックや中国の伝統的な要素があしらわれた多くの記念品が、人気を集めています。

 フランスの国際ニュースネットワークFrance 24は、「ビンドゥンドゥン」がおそらく北京冬季オリンピックの最大の勝者だろうと報じました。「ビンドゥンドゥン」を購入するため、数時間待ちの大行列ができています。このブームは日本にも広がっていて、日本の中古品販売プラットフォームでは「ビンドゥンドゥン」の記念品の価格が2倍に高騰しているということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News