【2月18日 AFP】ブラジル南東部リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)州ペトロポリス(Petropolis)で15日に発生した集中豪雨による洪水や土砂災害で、17日までに117人の死亡が確認された。

 身元が確認された犠牲者の葬儀が始まった同日、住民の携帯電話には「弱い雨もしくは強い雨が数時間続く見通し」として、避難を勧告する緊急速報メールが送信された。

 行方不明者数については、グロボTV(Globo TV)が41人と報じているが、遺体の多くは身元がまだ確認されていないため流動的だ。

 これまでに850人が学校などに設置された避難所に身を寄せた。

 クラウディオ・カストロ(Claudio Castro)州知事によると、同州では1932年以来、最悪の豪雨災害となった。

 ペトロポリス市は緊急事態と3日間の服喪を宣言している。(c)AFP/Florian PLAUCHEUR