【2月20日 CGTN Japanese】金の国際調査機関ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が15日発表した2022年の中国の金市場の展望に関する報告書によりますと、中国の金消費は幸先良いスタートを切り、旧暦の大みそか(1月31日)から元宵節(2月15日)までの春節(旧正月、Lunar New Year)期間中は前年同期に比べ12%増加しました。

 報告書によりますと、2022年は世界経済の減速が続くものの、中国の金消費の見通しは非常に楽観的です。特に中国の伝統的な祝日である春節期間中は、「虎」をテーマとした金製品が中国の消費者に愛されました。業界関係者は、中国の金市場はさまざまな要因により幸先良いスタートを切ったと分析しています。  

 報告書によりますと、中国の金市場のもう一つの特徴として、金アクセサリー市場の価格設定の透明度が増し、若い消費者の間で金のアクセサリーが人気になり、若い消費者の金のアクセサリーに対する態度が変化したことがあります。(c)CGTN Japanese/AFPBB News