【2月15日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は、ロシアによるウクライナ侵攻開始日となる可能性があると米当局が警告している16日を、国家の「団結の日」とすると宣言した。

 ゼレンスキー氏は国民向け演説で、「2月16日が侵攻の日だと言われている。われわれはこれを団結の日とする」とし、関連する命令に署名したと説明した。

 外国メディア各社は米情報当局からの情報として、ロシアがウクライナ国境周辺に集結させている兵力は本格的な攻撃を開始するのに十分な規模になっていると報道。ドイツのオラフ・ショルツ(Olaf Scholz)首相が15日に予定しているロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)でのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領との会談後、侵攻が始まる可能性があると伝えていた。(c)AFP