【2月14日 CGTN Japanese】中国西南部にある雲南省(Yunnan)昆明市(Kunming、花の産地として有名な都市)ではバレンタインデーが近づくにつれてバラの花の値段が上昇し、昨年一束(20本)30元(約550円)だった赤いバラは今年160元(約2900円)になりました。バラの花99本は原価500元(約9080円)から800元(約1万4530円)前後に値上がりしました。

 例年より値段が高い原因には寒波、祝日など多くの要素が挙げられます。今年の冬、雲南省は例年より気温が低く、雪が頻繁に降っており、花の成長に時間がかかるため、供給量が少なくなっています。また、春節連休の影響を受けた他、感染症で花の輸入が難しくなり、中国国内の消費に影響を与えています。

 昆明国際草花取引センターによりますと、5日の取引量は411万本、スプレーバラの最高落札価格は1本12.76元(約230円)で、例年の小売価格とほぼ同じになりました。例年の状況で判断すれば、昆明市の気温が上昇する3~4月に花の値段は大幅に下がる見込みです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News