【2月12日 AFP】米ニューヨーク市は全公務員に新型コロナウイルスワクチンの少なくとも1回の接種を義務付けているが、11日に接種証明の提出期限を迎えた。約3000人が未接種で、職を失うとみられる。

 エリック・アダムズ(Eric Adams)市長は10日、「免職処分にはしない。自ら辞職することになる」として、「責任の所在は明確だ。公務員として働くのなら、ワクチンを接種しなければならないと伝えてある。規則に従わないなら自己責任だ」と述べた。

 ニューヨーク市の公務員およそ37万人のうち、約95%は少なくとも1回ワクチンを接種。1%未満の約3000人が特段の理由なく未接種となっている。別途数千人が医学的または宗教的な理由に基づき接種免除を申請している。(c)AFP